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めいっぱい息をすること

2次元も2.5次元も3次元も。好きなことはとことん拗らせていくオタクが見たものの感想など

ドラクエミュージアムに行ってきた

ドラクエ

父親の影響で物心つかないころからドラクエのゲーム画面を見て育ったわたしにはいかない選択肢なんてなかった。

 

ということで迷わずメタルチケットを購入。少し時間が経ってしまいましたが7/23(土)、ドラゴンクエストミュージアムに行ってきました。

同年代の友達はおろか、周りに同じぐらいの熱量でドラクエを愛する人がいなかったのでもういいや、と思って一人で行きました。後から思ったけどせっかくなら父親誘ってあげればよかった。笑

 

なんかものすんごい混んでてものすんごい時間かかったけど、内容はものすんごい良かったです。ものすんごい。

 

展示の順番としては
オープニングムービー→ロトの装備展示→ロト伝記(ちゃんと時系列順なんです…)→天空上模型展示→天空ジオラマ(Ⅳ~Ⅵまで。ここが多分一番人気で一番楽しい)→体験アトラクションコーナー→歴代ボス展示(という名の通路)→歴代主人公コラボムービー(アガります)→原画展示コーナー(パケ画やらモンスターのキャラデザ、ダンジョン図と譜面まで)→カフェ(激混み)→物販

という感じ。

 

あのー、感動を噛み締めたくてひとりで参加した部分もあったんですが、ひとりじゃ受け止めきれない予想以上の感動がありまして…
なんていうか、オープニングムービーで泣いちゃってすげえ恥ずかしかった。笑
そんでやばいやばい!!と思ってロト装備のディテールガン見しながら涙ひっこめたはいいものの、次のロトコーナーでいちいち感極まって大変でした。上を向いて歩こう涙がこぼれないように、ってガチで何度も唱えた。笑

順を追ってレポまじりの感想をば。

 

●オープニングムービー

言ってしまえばなんてことない。なんてことはないんだが、最高にワクワク感をあおられる。大画面で序曲が流れて歴代ナンバリング作品のタイトルが表れて、エンディング曲が流れて…という流れ。なんてことない。

ただ、最後の演出は薄々わかっていても「おお…!」って声が出るし鳥肌が立つ。

 

●ロトの装備展示

勇者がこれ着たんだなっていう変な感慨と、いくらロトのっつったってこんな鎧やらだけで悪の親玉と戦う勇者すげえっていう感想。笑

 

●ロト伝記

時系列順です。物語のシーンを切り取った油絵(結構デカくて迫力ある)が1作品につき6~8枚?ぐらいずつ展示されつつ、その横に該当シーンの情景を描いた文章も。

個人的にはⅢのバラモス戦後~と、Ⅰのドラゴン、Ⅱのムーンブルク襲撃、ロンダルキアのスケール感に震えました。ひょっとしたら私たち、ものすごい規模の物語を追ってきてしまったんじゃないだろうか。と感じさせるような圧倒的スケールの大きさ。ゾーマとかさ、これがまたものすごい凶悪でものすごい怖く描かれてるんですわ。勇者たちとの体格差(と言うのに違和感を感じるぐらいのサイズ差)も相まって、こんな強大な敵に勇気だけで立ち向かっていく勇者パーティーの気高さと勇敢さを改めて思い知らされて鳥肌が立ちました。

あと制作側に絶対サマル王子好きがいる(確信)。

 

天空城

これさー、卑怯だよね。Ⅰ~Ⅲはアレフガルドっていう絶対的な共通項があって、同じ世界線の出来事だっているのがわかりやすく作られてるけど(まあロトの伝説を描いた物語だからそうなるのは当たり前なんだけど)、Ⅳ~Ⅵは好きな人しかニヤニヤできないというか、「あれ?このエピソードⅥで聞いたことある」とかムフってなれない若干のわかりづらさみたいなものがあるじゃないですか?

(もちろん「天空城」とか「マスタードラゴン」とか「天空装備」とかの共通項はあるんだけど、ロトほどあからさまじゃないというか……)

そんななか、天空城の360°ジオラマですよ。言ってしまえばなんてことないただの城の模型なんだけど、思い出と重ね合わせて見るとちょこちょこ「アッ!」って思える瞬間があって。そもそも雲の上にそびえたつ城の姿を見るだけでオタクにとってはちょっと胸にくるものがある。

 

 ●天空シリーズジオラマ

こちらはⅣ~Ⅵのナンバリング順に、それぞれ印象的なシーンを切り取ったジオラマ展示です。個人的に天空シリーズはリアルタイムで追っていたこともあり、思い入れが強いせいもあるかもしれないけれど、とにかくクオリティが高くて全部よかった。

世界を文字通りそのまま切り取ったような、キャラクターの汗やモンスターの息遣いまで感じられるような精巧な作り。また抜き出すシーンの秀逸さがたまらない。

個人的に一番感動したのが、Ⅴの主人公がキラーパンサーにビアンカのリボンを差し出すシーン。薄暗い洞窟の湿っぽさ、仲間モンスターの不安げな表情。そして、確信を持って祈るようにリボンを差し出す主人公と、何かに気づきそうなキラーパンサー。ゲーム本編ではただ戦闘画面とフキダシの中で起きていた出来事が、目の前で実現していて。その緊迫感と世界のスケールに、こみあげてくるものがたくさんあった。

 

そのほかにも絶対どこかに誰もがそれぞれに刺さるジオラマがあるはず、と思える、素敵な展示でした。

 

●体験アトラクション

スーパーハイテンション体験とか、めちゃめちゃ並んでたのでやらなかったけれど「ちょっとおもしろそう」なミニゲーム的なものが4~5個ぐらいありました。

わたしが行ったとき、ちょうどテリーのガチコスプレした人がスーパーハイテンション成功しててめちゃめちゃ盛り上がってた。笑 

Ⅶの石板パズルも、難易度的にはクッソ簡単だけど、いざ台座を目の前にして石板をぽこぽこはめていくあの感じはちょっとうれしかった。

 

●歴代主人公コラボムービー

迫力と感動がすごい(小並感)。

スクリーンがまっすぐじゃなくて、上がちょっと手前に曲がっているのでより…こう…迫ってくる感じがして迫力が…すごい(小並ry)

 

 歴代の主人公が共闘して次々ラスボスに立ち向かっていく、というありえない内容のご褒美ムービーなんですが、やっぱりちょっとこみあげてくるものがかなり。

わたしが特にすきだったのがⅠ勇者とⅦ主人公のとこかな~!!勇者の剣がはじきとばされたのを、Ⅶ主が拾って投げ返すの!!胸熱以外の何物でもない。

そして、やっぱりゾーマに立ち向かうのはⅢ主なんだな、と。

 歴代ゲームをプレイしていて、多少なりともドラクエに思い入れのある人ならかなりテンションのあがるムービーだと思う。

 

●原画展示

ものすごいものがものすごい数並んでるはずなのに、わりかし無造作に展示されてて感動通り越してちょっと笑う。笑

やっぱり鳥山さんのパケ絵原画展示は相当興奮する!!Ⅶからデジタルになっているけれど、Ⅰ~Ⅵまでは線画も塗りもアナログで、ホワイトで修正した跡とかもはっきりわかるの。繰り返すけど、多分世界的にものすごいものの展示なはずなのに、さらっと額に入れてあるだけだからほんと笑っちゃう。ルーブル美術館のミロのヴィーナスとかぐらいさりげないの!!誰かわかって!!笑

その後に展示してある堀井さんのダンジョン図面とか、すぎやまさんの手書き譜面とか、そういうお宝がお宝に見えないぐらい濃密な空間すぎて。これを見るだけでも正直入場料払う価値は十分あると思うのです。

 

●カフェ&物販

混みすぎててカフェはスルーしました。ただ、空いてたら食べたいメニューはたくさんあった。

物販も混みすぎててやめようと思ったけれど、展示内容があまりに気に入ったのでどうしても図録が欲しくて、1時間ちょい並びました……まじで疲れた。結局代引きの後日郵送対応になったので、まだ手元には届いてません。でも楽しみ。

 

 

今回のドラクエミュージアムドラクエを知らないまま行って、出口を出たらドラクエを好きになってる人もいるレベルだと思う。ドラクエのワクワク感とスケール感があのせっまい空間に濃密に詰まってる。

ちょっとでも興味があればぜひ行ってほしい。ナンバリングを通しでプレイしていなくても、自分に刺さるものは必ずあるはず。

スペクタクルツアーでワクワクするのもいいけれど、展示の感動をひとり噛み締めたあとに自宅で飲むビールはおいしいですよ。笑